新企画の打ち上げで食事した夜以降、ぎくしゃくする澪と原島。
気まずさを抱えながらも、新しい童話企画の話を原島にしたところ、
好感触で児童文学の懸賞に応募することを提案され、
澪は俄然やる気を出す。
そんなある日、座敷童子が外出して不在に。
朝からぬらりひょんが喜々としてカレー作りに励む一方で、
のんべが「座敷童子が留守の間は必ず悪いことが起こる」と言い出す。
気になりつつも出勤した澪は、会社からの帰り道、
背後から誰かがつけてくる気配を感じ、
恐怖で猛ダッシュしてシェアハウスに帰宅。
何事もなく帰宅し部屋で仕事をしていると、突然髪の毛を引っ張られ、
さらに肩に何かが乗ったように重くなる。
恐怖に叫びながら部屋の外に飛び出した澪に、
妖怪や水岡が何事かと聞いていると、
突然障子がカタカタ揺れはじめ、壮絶なラップ現象が発生する。
照明など電気系がスパークした直後に停電、
水岡は暗闇に浮かんだ女の顔を目撃、生霊の仕業ではないかという。
その生霊に憑りつかれた澪は、
恨みを買った覚えはないかと聞かれるが身に覚えがない。
生霊には太刀打ちできないという妖怪たちだったが、
このピンチに頼りになるという黄泉醜女が呼ばれることに。
『古事記』でイザナミがイザナギを捕まえるために放った刺客として、
古来から日本に伝わる鬼女だが、現れた黄泉醜女は
カラオケのマイク片手に全身ヒョウ柄ファッションで、
その姿はまるで大阪のおばちゃんのよう。
大阪弁で自分の身の上話をまくし立てながらも、
澪に「おばちゃんに任しとき!」と言い…。